高齢者や単身者にオススメの火災保険
充実した補償が特徴のGKすまいの保険グランドでは、グランドセレクトサービスが自動付帯になり電球交換や家具の移動のサポートまで行ってくれるため、保険料が割高でも利用する人が多いです。不動産会社の代理店も多いことから、他社と比較せずに選んでしまう傾向が強いです。
三井住友海上

- 会社名
- 三井住友海上火災保険株式会社
- 設立
- 1918年(大正7年)10月21日
- 資本金
- 1,395億9,552万円
- 運営母体
- MS&ADホールディングス
- 主要商品
- 火災保険、自動車保険、傷害保険、旅行保険など
- 運営方式
- 代理店
火災保険のスペック
-
戸建水災対象
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Web契約
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風災等補償対象
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破損
汚損 -
鍵開け
5つの補償プランを除く
水回り修理
主な割引制度
- 建物築浅割引
- 長期年払い割引
三井住友海上火災保険の特徴
三井住友海上は東京海上日動、損保ジャパンと並んで国内3大損保と呼ばれています。大手損保会社なので信頼性は抜群で、不動産会社や銀行から勧められるケースも多いです。
火災保険は、
- 安さを売りにしたシンプルプランが特徴のGKすまいの保険
- 補償の拡充や選択肢を広げたGKすまいの保険グランド の2種類を用意しています。
賃貸向けはリビングFITという専用商品をご利用ください。複数の商品をラインナップして幅広いニーズに応えるほか、GKすまいの保険グランドにすれば、建物・家財を免責0円に設定できるプランが好評です。補償を手厚くしたい方や、万一の事故対応で充実のサポートを受けたい場合にオススメです。
大手代理店型損保なので保険料は割高ですが、シンプルなGKすまいの保険を利用すれば通販型と比べて遜色のない保険料になるケースがあります。
グランドセレクトサービス
GKすまいの保険グランドでは全ての契約でグランドセレクトサービスが自動付帯されます。
地震発生時に家族の居場所や安否を共有できるスマホアプリや、家のことはもちろん、ペットやパソコン操作の相談までできる電話相談サービス、割引適用される提携業者サービスが付いてくるので、いざという時に安心です。
さらに、暮らしのQQ隊グランドでは、定番の水まわり、カギのトラブルはもちろん、室内照明設備QQサービス、室内建具調整サービス、家具移動・電球交換サービスを利用できます。
※利用回数に制限あり
一部では補償プランによって限定されるサービスもありますが、付加サービスの領域が広く、高齢者や夫の単身赴任している家庭から好評です。
保険料が他社より高くてもグランドセレクトサービスに魅力を感じたら選ぶ価値があるでしょう。
代理店の質が高い
一括見積サービスなどで紹介される代理店は、三井住友海上を専売にしているところが多く、保険募集人は専門知識豊富です。
不動産業者など片手間で三井住友海上の火災保険を扱っている代理店より、一括見積から保険専門の代理店を紹介してもらったほうが手厚いサポートを期待できます。
全体の顧客満足度も高く、代理店の質、事故対応における信頼性はトップクラスです。補償プラン選びからプロにしっかり相談して決めたい方にオススメです。
最新改定情報
2024年10月1日契約始期よりGK住まいの保険の改定が行われました。
改訂されたポイントは以下の7点です。
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保険料率の改定
全体的に値上げ傾向の保険料改定が行われました。
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水災リスク区分の新設
洪水ハザードマップや過去の災害データを考慮して水災リスクの料率を5区分で算定するように変更されています。
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築年数別料率の改定
より一層、築年数別の保険料支払い額を反映させた内容に改定。
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家財セット割引の新設
建物と家財を1つの契約にした場合、保険料が割引されます。
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建物の標準的な評価額の見直し
物価上昇を踏まえて、建物の評価額の算定方式を見直しました。
必要に応じて保険金の設定額を見直さないと、評価額より低い保険金支払い額になる場合があります。 -
建物省エネ化費用特約の新設
建物が全損などで建て替えをする場合、省エネルギー基準に適合する建物で建築できるように保険金を上乗せする特約を新設。
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併用住宅のお引受対象の拡大
要件を満たせば、併用住宅でもGK住まいの保険に加入できるようになりました。
総評
知名度の高い大手損保会社でネームバリューだけで選ぶ方も多いです。豊富な付帯サービスや事故対応など魅力も多いのですが、不動産会社や知人の代理店を通じて他社と比較せずに契約している方が大半です。地域や条件によっては保険会社を見直すと保険料が半額以下になったというケースもあります。
通販型や外資系に比べて多少は割高でも選ぶ価値のある火災保険ですが、極端に保険料が高いのであれば利用する価値は低いです。必ず大手損保以外の通販型、外資系、新参系(セコム損保など)との見積比較をして、差額を認識した上で契約する必要があります。特に不動産会社では手数料収入を目的に無駄に補償を手厚いプランで見積してくるケースもあるので注意してください。
保険料が割高でも免責なしをはじめ、特典があれば利用する価値はありますが、免責設定金額や保険商品の種類、補償範囲ごとでどれだけ保険料が違うのか、比較しながら検討する必要があります。
2024年10月の改訂では保険料の値上げが行われましたが、特約や割引制度を新設するなど、他の保険会社と比較して相対的にパワーアップした印象です。