新参業者との違いと他社サービスの落とし穴
参加保険会社数だけで見れば10社を超える所もありますが、重要なのは保険会社の質と、見積内容の公平性です。特約や免責など細かい内容の選択が必要な火災保険だからこそ、実績ある大手を選ぶメリットが大きいです。
保険の窓口インズウェブ
- 運営会社
- SBIホールディングス
- 運営期間
- 2000年~(火災保険一括見積サービスは2004年2月開始)
- 申込情報入力時間
- 3分
- 参加保険会社
- 18社
- 通販型火災保険
- ○
参加保険会社一覧
- セコム損保
- セゾン自動車火災
- ジェイアイ傷害火災
- AIG損保
- SBI損保
- 日新火災
- 三井住友海上
- 楽天損保
- 損保ジャパン
- 東京海上日動
- チャブ保険
- ジャパン少額短期保険
- SBIいきいき少額短期保険
- あいおいニッセイ同和損保
- 共栄火災
- ソニー損保
- チューリッヒ少額短期保険
- SBI日本少額短期保険
保険の窓口インズウェブ火災保険一括見積サービスの特徴
保険の窓口インズウェブは2000年にソフトバンク・ファイナンスとアメリカの金融会社(Marsh & McLennan Capital社)によって株式会社インズウェブの合弁会社を立ち上げて始まった保険比較サービスです。
ネットの一括見積サービスのパイオニアで、利用実績は業界1位です。運営会社は2014年7月よりSBIホールディングスに変わっています。
当初は自動車保険一括見積サービスから始まり、2004年2月より火災保険もスタートしました。現在は生命保険、法人向け自動車保険、バイク保険、ペット保険の一括見積サービスも手がけています。
つまり、保険の窓口インズウェブは保険に特化した大手一括見積専門サービスです。他社のように、幅広いWEBコンテンツを手がけている一括見積とは違い、保険に専門性があるため、プラン選びの解説が分かりやすく18社の参加保険会社も厳選して選んでいるため質が高いです。申込フォームは保険に高い専門性があるからこそできる考え抜かれた内容で、Web申込が分かりやすくてスムーズに利用できます。
ただし、あくまでも各代理店に見積依頼を代行するだけのサービスなので、各保険会社の代理店から個別に連絡が来ます。また、代理店によってはWeb申込の内容とは違う見積提示をされることもあり、結局保険会社ごとに希望プランの見積を出し直さないといけないことがあります。(当サイトに寄せられた体験談より)
地域ごとの代理店で対応方法は異なりますが、電話による本人確認とプラン確認をしないと見積を出してくれない場合や、郵送・訪問によるやり取りを求められることがあります。一括見積をした後は、メールで見積が届くだけと思って利用すると後悔します。プラン選定を各保険会社から見解を聞いてじっくり検討したい人にはオススメですが、手間をかけずに対応したい人は注意しましょう。
メールだけで見積を対応してくれる所もあるので、電話の来る保険会社は最低限の対応で軽く受け流して、メール回答のある保険会社を中心に選定する活用術もあります。
申込フォーム入力項目
見積内容
- 新しく購入する建物ですか?
- 建物の形態(マンション、戸建て)
- 建物は階数
- 建物の所在地
- 延床面積
- 築年数
- 使用方法
- 住宅ローン利用の有無
- 建物の構造
- オール電化住宅か?
- ホームセキュリティの有無
- 風災補償の有無
- 水災補償の有無
- 盗難補償の有無
- 落下・飛来・衝突補償の有無
- 地震保険の有無
- 希望補償金額
- 家財保険の有無(希望の場合は補償金額)
- 補償開始希望日
- 補償期間
個人情報
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 送付先の住所
- 電話番号
- メールアドレス
- フリースペース
見積内容はほとんどがタブによる選択操作なので、マウスのクリックかスマホのタップ操作のみで入力作業を進められます。文字入力が必要なのは、延床面積と建物、家財保険の希望補償額の数字の入力のみです。
見積内容で選び方や選択方法で迷う余地がある項目はそれぞれ、入力フォームにアドバイス情報を表示する機能を搭載しています。火災保険に加入したいけど、補償プランの選び方が分からない方でも安心して利用できます。
保険だけに特化した一括見積専門会社だけあって、利用者がストレスなく見積申込できるように考え抜かれた申込フォームを用意しています。
少額短期保険も比較できる
少額短期保険とは保険金額が少額(火災保険は1,000万円以下)、契約期間は2年以内(損害保険以外は1年)の条件で損保会社よりも緩い基準で保険販売をできる制度です。
通常の損害保険は万一保険会社が破綻しても国の救済を受けられます。少額短期保険は国の認可を受けて運営していますが、破綻時の補償はなく信頼性に劣ります。最低限の補償さえあれば十分という場合に人気の保険で、火災保険では賃貸住宅で活用されることが多いです。
賃貸では火災保険の加入を義務付けられますが少額短期保険で認められるケースが多いです。マンションやアパートなどの集合住宅は1,000万円以下の補償で対処でき、保険料の安さ優先の人にはメリットの大きい選択肢です。
昨今はカンタン火災保険、住宅本舗など少額短期保険を扱う一括見積サービスが増えていますが、インズウェブはいち早く取り扱いをスタートさせた実績があります。少額短期保険で契約する際は不動産会社への確認も忘れないようにしましょう。